2018年 Boomers の初釣りはキャスティングヒートで。

こんばんは、開発・フィールドスタッフ村井です。
遅れ馳せながら1/19(金)
2018年の初釣りに行ってきました。
船は、2017年の釣り納めにもなった三重県鳥羽市から出船の
キャスティングヒート さん。
相変わらずの満船、超人気船です。

ちょっと出遅れて、到着はAM 2:00前に。
睡眠時間が二日間で7時間
帰りがヤバイよね。。。

ってことで、取り敢えず寝酒に一杯プシュ!

肴は、取引先社長からいただいた麻辣ピーナッツと
耕栄丸船長からいただい須磨の味付け海苔。
麻辣ピーナッツは結構旨いのですが
花椒を口に入れ過ぎると、恐ろしくビリビリと口中が痺れまくります。
これは強烈、刺激的でした!

そして、恒例の席順クジ引き。
今回は数字的には縁起の良い 「 8 」
しかし席順としては、ほぼビリケツ

さて、2018年を占う初釣りの運命はどうなるのでしょうか。

そうこう言ってるうちに ドーン!!
DELAY 170g #BSQ (ブーマーズスクイッド) で釣れていました。
そうなんです。
釣ったのではなく “ 釣れていた ” …と言っておきます。
というのも…
最初の一流し目から喰ったと思ってアワセを入れ
巻いているとあらぬ方向に引っ張られる。
完全にマツッてる

取り敢えず声を掛け、さてどうしようかと考えていると
船長からこちらが緩めるようにとの指示。
「なんや魚じゃなかったのか」…と糸を出していると
お隣の方も同じように出している。
そうこうするうちに、糸はみるみる出てゆく一方で
いつまで経っても一向に声が掛からない。
どうなってるのか!?と反対側に身を乗り出して見てみると
どうもオマツリを解いている感じではない。
というか、掛かっている相手らしき人はまた釣り始めている感じで
その隣の方が「もうとっくに上げてしもうとるよ」と教えてくれた。
これは糸を出せと指示した船長を含めて
教えてくれなければいけないことですね。
なんやっ!…と慌てて糸を回収し始めるとグーン!

ハイ根掛かり

釣座が潮上のため
糸が船底に入っていくのでリールを掴んで切ることができない。
なので、取り敢えず魚の締め具にグルグルと巻きつけて引っ張り始めると
「 村井さん切ったらアカン!船反対側に回すから!」と 船長の一言。
船長、遅いわー!

そして上手く外れて糸を回収し始めたところ…
グングングン!
んっ!?
やっぱり魚付いてるやん!?
ってことで上がってきた魚がコレでした。
なんだか複雑な1本です。

そんなこんなな状況ではありましたが
一応、ヒットカラーのブーマーズスクイッドはこのように発光します。
そうなんです

一見地味ではありますが
スターダストのように光るグローカラーなんです。

更には、淡く吹いているクリアー系の蛍光カラーが紫外線に反応して
ピンクオレンジに発光するのです

深場ではスターダストグローが強くアピールし
紫外線の届くシャローエリアでは蛍光反応でアピールする
実は大谷選手のような凄い、二刀流選手なんです ( 言い過ぎ!? )
この発想は
他社さんにはない Boomersの独自コンセプト です。
しかし…
これだけ綺麗にリアフックがカンヌキにキマってたら解る人には解ると思うけど
そうは言っても釣ったんじゃなくて釣れてたんやろ…
というような意地悪な方は、どうぞご退場下さいませ。


その綺麗にキマったリアフックは
今回始めて作ってみたVANFOOK社ジゲンハイパー#6/0の自作品。
どちらかというと、もう1~2番手小さい方が
バランス的にもテーリング対策的にもいいような気がしました。
ハリの形状的には速掛けタイプなので
リアに使用してどのくらいのホールド性があるのか
別タイプの針と並行して確認のうえ、自身の定番を決めていきたいと思います。

奇妙な釣り方?釣れ方?だったが故
1本目の話を長く引っ張りましたが…
またこの2本目のサワラがややこしいのです

取り敢えず…
どうも取り敢えずが多いなぁ

ヒットジグは同じく DELAY 170g #BSQ (ブーマーズスクイッド)

こいつはひと目で判るかと思いますが
お腹にフッキングしていました。
いわゆるスレ掛かりというやつですね。
それはそれで珍しくもなく特に大したネタでもないのですが
集中してシャクっているとガツン!とバイト。
そこに瞬発的に大きくアワセを入れた途端
バツンッ!!

回りの方が一斉にこちらを振り返るくらい
PEラインが高切れする音と、村井の 「 わっ! 」 っという声が
船中に響き渡りました

どうやら、さっきのオマツリでPEラインが傷ついていたようで
まだ新しいラインを40~50m持っていかれてしまいました

普通はここで話はおしまいですよね。
しかし、このあと奇跡が起こります。
時合を逃すまいとラインブレイク後は暫く別のロッドでシャクってたのですが
水深70mラインで何投か入れ直しており
結構な時間が経過していたと思います。
その後、切れた方のラインシステムを結び直している時に
右舷胴の間前方の私とは反対の左舷ミヨシで釣られていた常連さんが
なにやら怪しい動きを…
リールを巻いていた手を止めると、徐に手で糸を手繰りだしたのです。
見ていると、結構な長さの糸を手繰った先にはナント魚が!
しかも、船長がタモで掬った魚 ( サワラ ) についていたのが
これまたナント!先程 「 わっ!」 という声と共に消え去った
ブーマーズスクイッドではありませんか!
凄い奇跡、まさにゴイゴイスーです


しかもしかも、 「 あんたのジグがついてるんやから… 」
と、そのサワラを下さった心の広い常連さん

ジグから魚から、海底のゴミと化してしまうところだったPEラインの回収と
いろいろとお世話になり、ありがとうございました!
その後…
同じく#BSQ170gでハマチを2本追加 ( ハマチは釣ってもカウントされません


さて、これも釣果に入るのだろうか…
実際のところ、この日の釣果が厳しかったので
( とはいっても周りでは釣れてるんですよ… )
( とはいっても他船も含めて爆釣の日なんですよ… )
あぁ~、これも1匹として含めたいところです。
ってか、この状態のまま沈めて釣ろうかと
何回か悪魔の囁きと戦い、辛うじて心を売らずに済みました

これぞまさにマッチ・ザ・ベイト
サイズ感バッチリ・カラーもバッチリなのに、なぜ釣れないのか…
ひょっとすると “ゴールド系” に執着し過ぎたのかもしれない。
実は帰り際立ち寄った橋本釣具店さんでバッタリ会った
ファイヤードルフィン宮本船長曰く
今日はシルバー系が良かったとのこと。
そう言われると、お隣でよく釣っていた

シルバー系のブルピンだった。
しかも引っ掛かったイワシはカタクチではなくマイワシ。
シルバーを使ってみるべきだったと深く反省


そして、やっとこさのワラサ(メジロ)
コードネーム:VSFL170g(ベリーショートタイプ)でやり通していたものの
周りでは釣れているのにひとり大苦戦

ジグ自体は他の海域でもよく釣れているので問題ないはずなのですが…
そこで初心に帰り、再び DELAY
今度はお手製PROTO 200g#RGを落としたところ一撃でした
ブリではなくワラサでもこんな時は嬉しいもんです

実は、コードネーム:VSFL170gでもヒットはあったんです。
船長からのアナウンスで早巻きがいいとのことだったので
早く巻いてはポーズを繰り返していると



続いて、即座にベイトタックルでの早巻き(ウェーブジャーク)で
ボトムから一気に約30m巻いたところでフリーズからのフォール
ドーン!!
しっかりとラインテンションが抜けないようにフッキング
そこそこ締めていたドラグがスルスル出ていきます。
これはやっとのブリやな…と確信

落ち着いてファイトを始めようとすると
その状況を珍しく?見ていたようで、マイク越しに船長が 「 食ったー!」
少しヒットの間が開いていた時だったので
一瞬、船上の活性が上がりかけたその時…
フワッ!
外れた…

ギャガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━ン!!!!
しかも、最後のワラサが釣れたときには
ポイントが70mラインなのに…
ちょうどPEラインの70m付近に
まさかまさかの大きなコブができてヒヤヒヤ状態

まだ2回しか使ってないのに巻き換え確定

なんか最近オマツリ地獄に祟られてます。。。

取り敢えず…(あっ、また!)
今回も今までの鳥羽とはパターン的に変わってきているような気がしました。
最近、皆さんかなり柔らかいロッドを使われており
シャクっているようでも
恐らく海中のジグは殆んどアクションしていないよに見受けます。
ただジャークスピードとしては
今はかなり速めがよさそうです。
ジグを踊らさずに速く巻いてリアクションで喰わせる。
なかなか難しいところではありますが
私のやっているウエーブジャークは
反対方向へアクションしようとしているところを
強制的かつ連続的に逆方向へ向けさせ
敢えて大きな波動をロッドワークで殺すジャークパターン
簡単に表現すると…
ニョロニョロニョロ~って感じです

( こんなんじゃ解りませんよね

どっちにしてもビシバシ系では、なかなかアタリません。
そんな時こそ、縦のスパイラルスライドアクション
DELAY
リアに装備された二つの溝 【 ツイングルーヴ 】 が
普通にワンピッチワンジャークをするだけで
鳥羽沖で釣れるアクションをもたらしてくれます

ショートジグしか釣れないと言われる時にも絶対的にオススメです

タラレバ言っても仕方ないけど…
途中ショートに浮気しなければ、もう少し釣れていたかもしれませんね。

それにしても、久しぶりに浴びた鳥羽の洗礼
頭から何回もザブザブに波を被ってビショビショの濡れネズミ


なので船上での

メーカーとしては、そこんとこが少々辛いところです。

クーラーBOXの中でよく冷えたお魚達。
初釣りでボーズ喰らわなくてよかったとはいえ
船長からも言われたように
本来ならこういう時に竿頭を取らないといけないトコロ天。
毎度、世に出したジグはよく釣れるとお褒めいただくのですが
如何せん釣り手として、そこに上手くシンクロしてくれないのが
なんともモッテないところであります。
また一から反省して出直します。

ブツ持ち

キャスティングヒートさんの釣果情報から拝借。
画像が小さい…

1番右がワタクシですが
他のお二人はビギナーさんらしいです。
なのでビギナートリオということで

( 今回の乗船はかなりのビギナー率高し、細川たかしでした! )
次回は一人で写してもらえるように頑張ります!

それにしても、#BSQ 【 ブーマーズスクイッド 】
めっちゃいいです


一度使ってみてください、よろしくお願い致します


真ん中の方
本当に偶然の再会です。
以前、三重県出張の際は大変お世話になった恩人のお一人です。
どうも齢50に足を踏み込んでるだけに
忘れてしまうことと人違いをしてしまうことが日常茶飯事になってきてます。
なので、恐る恐る尋ねてみると、やはりその御方
A木さんでした ( 判る人には判るよね! )
狭い世の中、いろんな出来事に遭遇します。
ジグと魚を回収してくださった常連アングラーさん(右の方)とは
丹後(日本海)でも偶然乗り合わせているので、これで3回目
本当にいろんなご縁に感謝です


そんなご縁と釣果とスパルタコメントを提供してくれるキャスティングヒートさん。
ヒート船長ありがとうございました。
次こそはやるよ!


最後に…
いつも有り難いアドバイスと情報を提供してくださる
鳥羽市 橋本釣具店 様
店長、いつもありがとうございます!
橋本釣具店様には DELAY が全カラー(8色)バッチリ入荷予定です

是非、釣行前や釣行後にお立ち寄り下さいね。
新鮮なお役立ち情報が聞けるかもですよ!?
今回はこんなところです( 長ーっ!!)
最後まで読んで下さった方、お疲れ様でした!

CASTING HEET
【 1/19日 満船の釣果 】
ブリ…4 ・ ワラサ…31本
サワラ…15本 ・ ハマチ…程々(カウント対象外w)
【 村井の釣果 】
サワラ…2本 ・ ワラサ…1本 ・ ハマチ…2本
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【使用タックル】
ロッド:フェンウィック FVR66CML-J(改)
リール:15ソルティガ15H
ライン:ヨツアミ スーパージグマン X8 300m #2+シーガー150 #8
フロントフック:アシスト工房 マルチスタイルSH #5/0×2
リアフック:ガマカツシングル510 #3/0
ロッド: mura2オリジナルスピニングロッド6'4" Jig 80~150g用
リール:ソルティガ4500
ライン:ヨツアミ スーパージグマン X8 300m #2.5+シーガー130 #10
フロントフック:VAN FOOK ジゲンハイパー #6/0+ザイロン30号使用自作フック
リアフック:VAN FOOK ジゲンハイパー #6/0 使用自作フック
ヒットジグ
DELAY170g #BSQ・#RG
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