須磨沖・明石沖 耕栄丸釣行2020.10.26 ~ ひとり蚊帳の外からパイロットピンクで確変! ~ の巻

10/26(月)…
10月初めての明石沖・須磨沖釣行へ行ってきました。
船はもちろん、大人気船の [ 須磨浦港 ] 耕栄丸 さんです。
それにしても平日まで満船満船、凄い人気ですね。

そんなことを言っていると…
沖のポイントも満船の銀座状態





船団から少し離れたところの反応を捉え、いざスタートフィッシング。
釣り座はいつもの左舷大ミヨシ
わかっちゃ~いますが、タチウオ狙いや橋の東側を攻める場合(下げ潮時)は
一番の潮下となる釣り座…魚のいる場所へ入るのが一番最後の釣り座です。
(あくまでも一般的な耕栄丸さんでのパターンであって他船の流し方は知りません。)
この大ミヨシ、夏は死ぬほど暑いし

それでもカメラの設置や、なんやかんや仕事的には一番融通が利くので
船長との十数年の付き合いを悪用して?無理を聞いていただいてます。
( 当たり前のことですが、勿論、乗船代はちゃんと払ってます。 )

だからなのか…
まずはタチウオ狙い(現在、オマツリ防止のためテンヤ釣りは禁止)ですが
一人だけアタリがありません。
しかも…
やっと 『 キタッ!』 と思ったら、一流し目から切られる仕打ち (TдT)
更に連発で切られる切られる

なんでやねん。。。


切られる以外、笑ってしまうくらい自分だけアタリません

たまたま乗り合わせた2つ後ろの I 崎氏は同じFLINTZで連発しています。
な、なぜ。。。!?
【 ミヨシだけの特殊な流れ方 】
以前、岡船長から聞いたことがあるのですが…
艫(船の後方)から流す場合
最後のミヨシに差し掛かる時点で水流がよじれ
投入したジグの流れる方向が途中で変わってしまうとのこと。
確かに 「 やって下さい。」 で同時に投入すると
有りもせぬ方向に一人だけ流れていってしまうことが多々あります。
なので大ミヨシ独自のタイミングで投入しないと色々ヤバいことに…。
コレ、ミヨシに立つ人の豆知識ですね

(繰り返しますが、他船での流れ方は分かりません。)
とはいっても、みんな釣れてるのに…
ってか、右舷大ミヨシ(背中合わせ)の人は連発してますけど!?


【 釣れるタナは魚探の反応のみにあらず 】
耕栄丸さんの場合、キチンと 「 底から○m~△mまで反応があります。」
と、逐一アナウンスしてくれます。
他船から聞こえてくるアナウンスの中では
70mのポイントで、「底から65mに反応!」という
一見、何を言ってるのかよく解らないアナウンスもあります。
底から65m??
ということは水面下5mに反応があるってこと???
これを噛み砕いて理解すると…
「 底~水面から65mのところまで反応あり。」
要は、底から5mまでの範囲に反応ありということなのでしょう。
こんなこと、いちいち考えながらやってたら訳が分からなくなってしまいます

耕栄丸、岡船長はよく噛むので、たまに何言ってるか解らない時もあるけど

普段は、どこに反応があるのか非常に分かりやすいです。
毎度ながら前置きが長いですが…
この反応のタナも全てが万事という訳ではありません。
特にタチウオの場合は 「 幽霊フィッシュ 」 と言われるように
立ち泳ぎをするため魚探では拾えず映らないことが多々発生します。
また、今回のひとつのKEYとなるサバやブリ・サワラの存在も
大きく影響してきます。
それに気付けた時、やっと連発劇場が始まりました

【 ヒットジグ 】
FLINTZ 180g #PPI [パイロットピンク]

【 ヒットジグ 】
FLINTZ 180g #PPI [パイロットピンク]
ナント!このカラーだけで30連発!!



( あいだに青物を挟んでですが… )
【 タナ合わせで1投1本 】
船長の指示ダナは底から10~15m
概ね、皆さんこのタナの範囲~プラス5m前後を探ってられたかと思います。
その中でも、「大型はボトムで喰う」と信じている方は特にボトムでネチネチ。。。
しかし、喰われる側のタチウオとしては
サバやサワラ、オマケにブリ・メジロまでもが下から狙いに来てる
となれば、自ずと上ずってくるという訳で
今回、ワタシが発見したのはリールハンドル50回転前後のゾーン
底から約40m前後(水面から30m前後)のタナでした。
この周辺10m前後に大きな塊ができていて
まずはフォール時にどの辺りで触ってくるか目星をつけておきます。
( ここでアワセてしまうとリーダーブレイクやPE高切れをしてしまいます。)
そして底取りはせず、反応のあった約10m下から丁寧に誘いを掛けます。
すると…ドン!


ちょー気持ちいいーーっ!!

そして、船長から写真を…と声を掛けていただきましたが
「 もう少しデカイの釣りますよ! 」 と、いつもの大口を叩くと…

来ましたーー!!

少しアタリが遠のいてきたところで
連発していたウエーブジャーク → ロングフォールジャークへアクションチェンジ。
すると…
今までにない重量感が ドスン!!


【 ヒットジグ 】
FLINTZ 160g #PPI [パイロットピンク]
連発していた180gは残念ながら途中で殉職してしまい
160gへのチェンジとなりました。
これが功を奏して、SNS等では控えめにF5と言っていますが
F6 あるなしサイズでした。

【 ヒットジグ 】
FLINTZ 160g #BSQ[ ブーマーズスクイッド ]
潮が緩んだこともあってウエイトは160gのまま
ちょっとカラーを変えて遊んでみました。

偶然の同船、I 崎さん。
FLINTZの他カラーでも連発されていましたが
FLINTZ 180g #DIJ[ ディープイリュージョン ]
F4 クラスのグッドサイズをGET!
いつも有難うございます



【 アベレージサイズ 】
ヒットする型はF3~F3.5クラスがアベレージサイズ。
その中にF7クラスのドラゴンサイズも混じり
反面、F2.5クラスのベルトサイズもたまに混じる感じでした。
かなり大きな群れの中に、いろんなサイズが入り混じり
その中でデカイヤツが息を潜めながら
エサとなるベイトやジグに喰い付いた小型タチウオを狙っているのでしょう。
【ヒットパターン 】
●フォールを半テンポ織り交ぜたワンピッチジャーク
●振り幅大きめのウエーブジャーク
●ロングフォールジャーク
ヒットパターンのジャーキングは、ほぼ上記3点のパターンでした。
少し前にも出てきた2つ目の 「 ウエーブジャーク 」 は
私自身が勝手に命名しているだけであって
既に誰かがやっている?名前が違う?等、一切気にしません。
ただ、この一方向だけでなく上下もしくは左右への2方向へ
跳ねさせない、ニョロニョロとした連続アクションで誘うジャーキングは
タチウオだけでなく青物にも非常に有効なメソッドです。
動画に撮っても、なかなか判りづらいのですが
またいつか機会があればご紹介させていただきます。

FLINTZ 180g #DIJ[ ディープイリュージョン ]
それでもって少しアタリが遠のき、アタリが恋しくなるとこのカラーの出番。
使えば解る、とても頼りになるヤツです


そして、ここで
タチウオはまだまだ釣れているので後ろ髪を引かれながらも
少しだけ潮が流れるタイミングがあるため短時間のみ青物狙いへ。
【 長潮での青物狙い 】
潮回りが長潮ということで、瞬発的な流れは期待できず
ダラダラ流れの一瞬のピークを狙います。
潮の流れが緩いということはベイトフィッシュも広範囲に散らばり
また喰う側の青物も小型がアクティブにエサを追い回せる環境となります。
ということで、釣れるのは主にツバス~ハマチサイズ
これを狙うには、ショートタイプのジグでキビキビアクション。
忠実に体現している方はヒットさせています。
( 釣れるのはほぼ潮先になる艫の方ですけどね。。。

でも釣れるのは解っちゃあ~いるけど、ここでFLINTZは使いません。
あくまでも一発狙い。

DELAYからPROTOジグ170gへ付け替え
ミディアムワンピッチで誘う。
45m~25mライン、ほぼ瀬の頂上へ差し掛かったところでHIT!


なんなく上がってきたのはハマチでした。
【 ヒットジグ 】
PROTOジグ [ コードネームSLCW ] 170g #ZGH
渋い時でも、どんな時でもヒット率高しの
なかなか期待値が高い仕上がりとなってきました。
春頃には発売できるかな?

約1時間のみ青物をやって、またタチウオにカムバック。
リーダーの傷はしっかりと要チェックです。
さすがにジグ屋といえど
そう何発もジグを持って行かれてはタマッたもんじゃありません


結果…
中盤での怒涛の追い上げはあったものの
開始直後のジグ上でパスパス切られたり
PE高切れでかなりのロスをしたので数を伸ばしきれませんでした。
それでもまぁ、おじさんがミヨシの上り下りを繰り返すことを考えたら
まずまず上出来ではないですかね。(最後の方は脚が攣ってました

【 フッキングポイント 】
ワタシがタチウオジギングで一番こだわるところは
口掛かり、もしくは顔周りへのフッキングです。
スレ掛かりでも、纏わりついてきた感覚を捉えて掛けるという面白さもありますが
やはり喰わせたという感覚と引き味は口掛かりに軍配が上がります。
今回、口先にチョンと掛かる“喰いの浅さ”も実感としてありましたが
ヒットしたタチウオの8割以上は口もしくは顔周りへのヒット
スレ掛かりは5本あるなしでしたので活性の高さも感じました。
大阪湾のタチウオジギング
BIGドラゴンも混じり、これからまだまだ面白くなりそうです


それにしても、#PPI [パイロットピンク]
自信をもってリリースしたカラーですが、更に惚れ直しました

KEYとなるのは、やっぱりフォール
どこでどのようにフォールを織り交ぜるかはアナタ次第!
アタリが遠のいたら意識してみて下さいね。

本日の戦績。
袋から出して撮影しようとしましたが
慎重にタチウオの胴を持ったつもりがそこにはチビちゃんの顔が…
ご多分に漏れず歯に当たって流血


袋から出すのを断念しました。

【 リリースという名の廃棄はやめましょう。 】
最後に…
船タチウオでよく見掛ける光景ではありますが
口以外にハリが刺さった小さな個体はほぼ死んでしまいます。
ですが、「 小さいからリリースしてやろう。」と
わざわざ声に出してまで捨てている方をお見受けします。
百歩譲って魚体に触らず海に…という方はまだしも
タチウオバサミで掴みながら「 リリース 」 と言っているのには閉口してしまいます。
ワタシも口先にチョンと掛かってるだけの個体(他のハリも触っていない場合のみ)
魚体に一切触らずリリースすることはあります。
敢えて、その場では何も言わないようにしていますが
アナタのその行為は同船者や船長、また他船からも見られています。
小さい個体でも料理方はいろいろあります。
釣った責任として、命をもらう立場として傷ついてしまった魚は
面倒臭いと思わず持って帰ってやりましょう。

【 耕栄丸ホームページ 】 クリック

当日の船中全体の釣果情報は、こちらをご参照下さい。
【 10/26日 耕栄丸17名の釣果 】
タチウオ(F2.5~F7)…1名25~46本
ツバス~ハマチ…14本
大ハマチ~メジロ…8本
サバ…5本
【 村井の釣果 】
タチウオ(F3~F5.5)…35本
ハマチ…1本
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【使用タックル】
【タチウオ】
ロッド:オリジナルベイトロッド6'3" Jig 60~100g用 (180gまで可)
リール:オシアカルカッタ 300HG
ライン:DUEL SUPER X-Wire 8 300m #0.8+シーガー150 #5(10m) +#12(先糸80㎝)
フック :タチウオ専用フック フロント揃え#1/0 ショート+リア VANFOOK サーベルフッカー#L
ロッド:オリジナルベイトロッド6'4" Jig 60~100g用 (180gまで可)
リール:ミリオネア 200BB(シングルパワーハンドルチューン)
ライン:DUEL SUPER X-Wire 8 300m #0.8+シーガー150 #5 (10m) +#12(先糸80㎝)
フック:タチウオ専用フック フロント揃え#1/0 ロング+リア VANFOOK サーベルフッカー#L
ヒットジグ
FLINTZ160g #PPI・#DIJ
FLINTZ180g #PPI・#DIJ・#PZG・#BSQ
【青物】
ロッド:オリジナルジギングロッド 64MS-MODERATE Jig Best:200g
リール:19ステラSW 8000PG
ライン:クレハ シーガーPE X8 300m #2.0+シーガー150 #8
フロントフック:VAN FOOK ジゲンハイパー #6/0段差仕様自作フック
リアフック: VAN FOOK スピアーフック#5/0
ロッド:フェンウィック FVR66CML-J(改)
リール:17オシアジガー1500HG
ライン:DUEL HARD CORE X8 PRO 300m #2+シーガー150 #8
フロントフック: VAN FOOK スピアーフック#4/0ツイン仕様自作フック
リアフック: VAN FOOK スピアーフック#4/0
ヒットジグ
PROTOジグ[コードネームSLCW]170g #ZGH
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