DELAYとは…part2

【 DELAY とは 】
DELAY は…
スライド系ロングジグの代名詞ともいえる横滑りを抑え
初速のキレの良さを殺さず縦にスパイラルスライドアクションを発動させる
今まで有りそうで無かったニューコンセプトロングジグです。
【 アクションの流れと機構 】
アクションの流れを、敢えて分断して解説しますと…
始動時に上から引っ張られることによって
まずは振り子の原理でテールを振りはじめます。
そして振り切ると同時に方向転換に繋げるわけですが
その時、テールの腹側に設定している二つの溝
これを Twin Groove [ ツイングルーヴ ] と呼びます。

このTwin Groove [ ツイングルーヴ ]に水圧・水流抵抗が掛かり
スムーズな方向転換を意図的に阻害します。
図では少し解りづらいかもしれませんが…

フロントからセンターにかけての腹部は山型になっており
水圧・水流抵抗を左右に分散しながら
いわゆる水を切りながら、ラインが結ばれたフロントアイを支点に
進行方向へ振り子移動を行います。
その時、テール側に配したTwin Groove [ ツイングルーヴ ]
に水圧・水流抵抗が掛かることによって
本来進行していた方向とは逆に勢いよく方向転換をするはずが
一瞬遅れて方向転換しきれないまま
中途半端な状態で上方向に飛び出します。
そこに DELAY の天地非対称形状(背中側は薄くてシャープ、腹側は太い)が影響し
一瞬ラインテンションが抜けたタイミングで旋回(スパイラル)します。
これがDELAY独自の縦方向スパイラルアクションなのです。
【 昔はご法度であった??縦の動き 】
昔は、縦のアクションといえば
いわゆる “棒引きアクション” ・ ロウソク等と呼ばれ
ブリは喰うけどヒラマサやカンパチは喰わないとされていました。
私も彼此23年程ジギングを嗜んでいますが
歴が長い人程、そのような知識や感覚を持たれているかと思います。
しかし…
時代は移り変わっています。
その思いとは裏腹に
今ではキレのよい横へのロングスライドへは反応しない
というシチュエーションにも出くわすことが多くなってきました。
そこで、DELAY の出番というわけです

【 狙って作り出した縦の必殺アクション 】
今一度、繰り返しますが…
DELAY … その名が表すように
このジグは、まさに一連の動きを一瞬 “遅れる” “遅れさせる” ことによって
ロングジグ特有の横滑りを抑えつつ
初速を殺さず縦方向へのスパイラルスライドアクション
を発動します。
では、それは何ゆえのアクションなの?ということになりますが…
まずは先述した、最近の青物がシャクると喰わなくなってきた。
これも一つの理由ですが
それに併せて、瀬戸内海を中心とした所謂 “タチウオパターン”
タチウオの幼魚にブリやサワラが偏食する
“ 縦方向の動き ” が重要視される状況にも照準を合わせています。
タチウオが真っ直ぐ立ち姿勢で泳ぐことが多いといえどヒレは常に動いていますよね。
その “ 波動変化”によって捕食衝動が刺激されるものとBoomersは考察します。
そしてそれを表現するものが単なるタダ巻きではなく
シャクって起こすスパイラルスライドアクションなんです。
それらを表現するために装備されたリアセクションの2つの溝
Twin Groove [ ツイングルーヴ ] が全ての一躍を担っています。
タチウオの泳ぎに限らず、尻尾で “ ハタキ” を喰らったり喰われ損なった小魚は
大抵、((( クルクルクル ))) と、キリモミ状に回りながら
失神または痙攣状態で漂っているのではないでしょうか?
DELAY [ ディレイ ] のアクション(スパイラルスライド)は
この “ 食べ頃の弱ったエサの動き ” を意識したものなのです。
なので、タチウオなんて釣れないから関係ない!
…と言われてしまいそうな日本海方面でもバッチリ釣れる訳なんです。
「 日本海ではヒラヒラしないと喰わないぜ!」 とご指摘のそこのアナタ

ハイ、フォール時はランダムですが、ヒラヒラフォールもします。
実際、フォールでのヒットも多いジグなんです。
今までに無かったニューコンセプトアクション
‖
魚が見たことがない
しかも弱った食べ頃の小魚アクション

といえば喰わないわけがないですよね!
イマイチ喰いが渋い状況に是非
喰い渋り対策用ロングジグ DELAY を試してみて下さい。
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